おはようございます。Over365の松岡です。
どうも今週の後半から徐々に気温が下がってくるみたいです。昨日は汗がにじむほどの陽気だったのに、夜にはぐっと冷え込み、わたしも体調がおかしくなりそうです( ;∀;)
寒暖差が大きい時、特に気をつけたいのが「冷え」です。
わたしたち長野県人は寒さには強いといわれています。冬になると氷点下が当たり前な地域柄、確かに寒いのには慣れています。
でもいくら寒さに慣れているとはいえ、昼間と夜の寒暖差は体に大きく負担がかかります。なんと来週は最低気温3℃、再来週は1℃の日もあるようです…(涙)
夏から秋の季節の変わり目で体調を崩す人は多いそうで、これを「秋バテ」っていうそうです。
秋バテの原因とは
(1)クーラーが当たり前の生活で体を冷やしまくったから
歴史的猛暑といわれた今年の夏。「とうとうエアコンを買ってしまった」という話を何人ものお客様から伺いました。夜でもエアコン入れないと眠れない、という日もありました。こんなの初めて!というくらい暑かったですよね。
エアコンは確かに便利ですが、冷房の当たりすぎは体を冷やしてしまう原因になるんです。1日1回でもお風呂につかって体を温めるだけで全然違うんですが、暑すぎてお風呂につかることすらできなかったという人は多いのではないでしょうか。
(2)冷たいものを摂りすぎて内臓を冷やしまくったから
暑いから冷たい飲み物や食べ物などをいつもより多く摂っていませんでしたか?体温より低い食べ物や飲み物は、内臓を徐々に冷やしていくといわれています。
2018年は、長野県内でも猛暑日が25日あったそうです。ちなみに茅野・諏訪は真夏日が41日(!)もあったそうです。
※真夏日とは最高気温が30℃以上、猛暑日とは35℃以上の日だそうです。
体を温める大切さをお客様にお話しながら、わたしも常温じゃなくて冷えた水を飲むことが多かったんです…(反省)
疲れや寝不足、食生活の乱れにより免疫が落ちてしまっていると、体が温度差に耐え切れず風邪をひいてしまうことも。
と、いうことで!寒暖差が激しいこの季節こそ気をつけたい、体を冷やさない3つのポイントをご紹介いたします。
冷えに負けない!3つのポイント
1.適度な運動を心がける
冷えに有効なのは適度な運動です。1日30分程度のウォーキング・ストレッチなどは、冷え対策に役立ちます。
ポイントは「腹式呼吸」。運動をする時に腹式呼吸をすると、「有酸素運動」となり、筋肉がつきやすくなるといわれています。筋肉が増えると体は温まります。逆に筋肉が少ないと体が冷えやすくなります。
慢性的な冷え性の方は、もしかしたら筋肉量が少ないのかもしれません。
簡単なストレッチはテレビを見ながらでもできます。この「ながらストレッチ」なら、時間のない方でもすぐに取り入れることができるのでとてもおススメです。
2.体を温める食べ物を意識して摂る
ポイントは、❝体温以上の温度のものを摂る❞ということです。
温かい食事を摂るとお腹がポカポカしませんか?これって内臓が温まっているからなんですよね。できるだけ体を温める食べ物を積極的に摂るように心がけましょう。
<体を温める食材>
- 野菜類 にんじん、ニラ、ねぎ、にんにく、たまねぎ、かぼちゃ、ピーマン、生姜、梅干、加熱した大根など
- 肉類 羊肉、羊乳、鶏肉、牛肉、色の濃いチーズなど
- 魚類 うなぎ、ふな、あじ、えび、くらげ、きびなご、白身魚(鯛等)、いわし、ふぐなど
- 調味料・香辛料 こしょう、カレー粉、とうがらし、からし、山椒、酒、黒砂糖、水あめ、味噌、黒酢、ごま油など
- 嗜好品 コーヒー、あめ類、ココア、はぶ茶、クコ茶、よもぎ茶など
コーヒーも豆の種類によっては体を温めるそうです。牛乳は体を冷やすので、豆乳でホットソイラテがおススメです♪
3.入浴で1日1回体の芯から温める
ちょっと面白い記事を見つけました。65歳以上の方を調査したところ、週7日以上入浴している方は、自立度が1.85倍多いそうです。年齢と共に体の機能は徐々に低下していきます。でも毎日のお風呂習慣で体を温めることで、機能の衰えをゆっくりにすることができるということなんです。
忙しかったりするとついシャワーで済ませてしまう、という方。体の疲れをとるためにも、今日からできるだけお風呂につかるようにしましょう!
健康維持のための入浴 ❝ 3つのポイント❞
- お湯の温度は38~40℃
- 肩まで浸かる全身浴
- 入浴時間は10分間
寒い冬は熱いお風呂が気持ちいいですが、42℃以上の温度だと交感神経が刺激され、血圧が上がり、脈は速くなり、胃腸など内臓の働きは弱まってしまうそうです。
お湯の温度を設定するときは、38~40℃の範囲に設定しましょう。38℃だとぬるく感じてしまいそうですが、副交感神経の働きで十分体を温めることができるんだそうです。
「熱いお風呂に入りたい!」という方は、最初は40℃程度のお湯に浸かり、追い焚きで徐々に温度を上げていくようにしましょう。ただし、温度の上限は42℃まで!体に負担のかからないように気をつけましょう。
冷えは「万病の元」といわれています。体が冷えると血流が悪くなり血もドロドロになり、酸素や栄養素が体の隅々まで運ばれなくなってしまいます。また老廃物も体内に蓄積されてしまいます。
冷えは免疫力が落ちてしまいます。体温が1℃下がると、免疫力は30%以上低下するといわれています。
寒暖差の大きな今こそ体を温めて、これからやってくる寒い冬対策を今からしましょうね♫