「ギックリ腰」の原因って?
Over 365の工藤です。(男の方です笑)
寒暖差の激しい季節になりましたが、この寒暖差って体調も崩し易いですが筋肉も硬くなり易いのです。
今回は特にこの季節に限らず、来店されるお客様に多い「ギックリ腰」のお話です。
ギックリ腰になってしまった方がよく仰ること・・・
「骨がズレた」「骨の異常」
ギックリ腰の大きな原因は、筋肉が固まるから。
ある日突然やってきるギックリ腰。
その原因は、実は「骨」ではなく「筋肉」が固まってしまい、伸ばし辛くなっていることが原因なのです。
よくあるのが、前屈みで何か持った時や、座ってて立とうとした時にギックリになった等は実は太ももの裏のハムストリングと言う筋肉が固まって伸び辛くなってます。それから腹筋と腹斜筋も固まってしまい、身体を反る事が出来なくなってしまいます。
腰だけではなく、その時の状況や体制で固まってしまった筋肉を緩めると楽になって来ます。
もしギックリ腰の様な症状になってしまったら、太ももの裏とお腹の横にある腹斜筋を軽く押してみて痛みがあれば、そこにも原因があります。

ギックリ腰等にならない様にするには普段から「腹筋」を鍛えることがとても大切なんです。
そして鍛えながらストレッチで伸ばしてあげる事です。
「デスクワークで座りっぱなし」でギックリ腰になった男性のお話
つい先日、ギックリ腰になって来店された男性のお話です。
状況を知るために、まず立った状態でハムストリングを押しました。
筋状になって伸び辛くなった箇所を押圧したら、とても辛そうな激痛でした。
対処法:押圧→温め→押圧を繰り返す。
先ずはそのハムストリングの硬くなった箇所を、(痛いので)軽めに押圧→温め→押圧。
ハムストリングを温めてる間に腰を軽く押圧して、硬くなってる患部を探します。
患部が判ればその患部を10分程温めます。(温めると筋肉が緩み易くなり、押した時の痛みが軽減される為)
温めたハムストリングを押して更に柔らかくします。
最後に温めてた腰の患部を押して柔らかくしてあげると本来に近い動作が取れます。
なりたくない「ギックリ腰」を未然に防ぐために。
重い荷物を運んだり、前屈みの体勢が多い仕事やデスクワーク、また長距離等の運転手で座り放なしの方は、腹筋と腹斜筋と太ももの裏のハムストリングを伸ばすストレッチを行います。
先ず、手と膝をついて海老反りになり腹筋を伸ばす。
伸ばし切ったら鼻から息を吸って口からゆっくり吐く。そうすると更に伸びます。
腹直筋を伸ばし切った状態で左右にひねり腹斜筋も伸ばします。
ひねった時に腰に痛みを感じたら、その痛みを潰すイメージでひねったまま数秒耐えます。
太ももの裏のハムストリングを伸ばすストレッチは、お尻を後ろに突き出す体勢で前屈になりハムストリングを伸ばす。
更に足をクロスさせ同じ要領で前屈になり左右のハムストリングを伸ばします。
あとは家族の方などに押してもらうのが効果的です。
少しずつ習慣化して行くといいですね。